2020年撮影 撮影協力:443023
「イエス岩!!とは言えぬ現象よ、ファーラウェイ」
くすぐるくすぶり
「イエス岩!!とは言えぬ現象よ、ファーラウェイ」
40歳になったら人間になると決めていた。
女とか男とか分別/邪魔くさいことから抜けて人間になろうと思ってた。
年もとって、結婚もしたし、異性を意識すること/されることから解放され、
すっかり人間に昇格!!と思いきや、色んな感情が降ってきた。
ホルモンバランスの暴動、生殖にまつわるあれこれ、
心に12歳~14歳の頃の自分が出現し号泣、
某Aレッスン(→聞きたい人は尋ねて下さい)で女性の美しさに感動、
自分の白髪やたるみにギョッとしたり、
時代が時代なら女性とも付き合っていただろうと思ったり、
筋肉やイケメンなどに対して自然に顔がゆるむようになったり。
(昔はそういうのが生々しく気まずく恥ずかしかった)
私にとっての女/男性性やエロスって何だろうと考えるようになった。
その辺にいる適当なおばさん(例えば私)も適当にムラついたり色っぽい瞬間はある。
エロいことは笑えることもあるし、間抜けなこともある。
いろんな女性も適当にエロを保持し、オナニーだってするぜって思うけど、
ガサツで、もっさりしつつエロを保持する自分がなぜかみっともなく
恥ずかしく思えてエロ保持資格がない=エロ無資格って思ってしまう。
有資格=美容、心意気、下着、その他をちゃんとしてこそエロ人前!という
変な刷り込みがある。
エロ有資格のイメージ
★身綺麗、美しい、その気でいる、屁をやたらとこかない、皆まで言わない
異性(or自分の性対象)に欲情をスムーズに促すことができる
男性は自分からエロが近いけど、女性は自分からエロが遠く感じる気がしてならない。
(自分とエロの間に、★、自衛、社会通念 等、が入る)
男性も間に何かしらあると思うけど女性より距離が短いと思う。
でも思い込みや偏見の中にうま味や面白みが隠れていることもあるし
古き良き風習も味があるし、そもそもエロを保持しない人の世界観も興味深い。
あれこれ考えず、ルーズにワイルドに
オノヨーコみたいに高須クリニックみたいに「イエス!!」って、
自分主体で取りに行きたいし、いろんな文化や作品に触れられたらと思う。
もっと気楽でいいはずなのに私自身は女性であるってことに変に縛られている。
へっぴり腰ながら私は私のエロスや女/男性性を理解し受け入れることを始めてみる。
スピリチャル的にとかアダム徳永とかマザーテレサとかそういうことでなく、
自分独自のやり方で。